お見合いの服装は、なぜスーツなの? では、暑い夏にクールビズはお見合いの服装として有効?
お見合いの服装は、なぜスーツなの? では、暑い夏にクールビズはお見合いの服装として有効?
東京、横浜、埼玉の「最短結婚ナビ」鎌田れいです。「最短」で「結婚」をお考えの30代、40代の方たちの「最短結婚」を応援しています。
今回のブログは「お見合いの服装」について。
お見合いの服装は、スーツにネクタイが定番です。スーツにネクタイといいうのはいわゆる正装ですね。お見合いは、その後の人生を共に歩んていくかもしれない女性との出会い。相手に対する敬意、礼儀を表すためにもスーツとネクタイを着用は必須だと言われています。
「スーツで決めるよりも、普段のありのままの自分を見せたいから」
以前、お仲人さんからお見合いの前にこんなご連絡をいただきました。「F島(仮名)が“普段のありのままの自分を見てほしい”と申しておりますので、お見合いには普段着で参りますがよろしいでしょうか?」
そんな申し出をされたら、「ダメです」とは言えませんね。「はい、どうぞ」と了承したところ、その男性はお見合いの日に革ジャンと細身のパンツ、耳にはピアスとまるでロックスターのような格好でいらっしゃいました(^ ^)
そういう服装が好きな女性もいらっしゃいますが(実は私、大好きなんです。革パンのポッケットにクロムハーツのお財布が覗いているとか(^ ^))、私の会員女性はごく普通のOLさんだったのでそのスタイルにドン引き、その日のお見合いは、交際に至りませんでした。
普段の自分を見せるのは、交際に入ってからでも遅くはありません
普段の気取らない自分を見せるのは大切なことです。でも、それは交際に入ってからでも遅くはありません。たとえば仕事で大切な取引先の方に会いに行く時に、“腹を割って話をしたいから”と私服を着てはいきませんよね。スーツにネクタイで行くはずです。そして商談がまとまって、その後親交を深めるためにゴルフを一緒にする時などは、私服で行きます。それと同じですね。就職試験も然り。カジュアルな服装で出かけていったら、おそらくそれだけで落とされると思います。
では、夏にクールビズスタイルはあり?
2005年に夏場の服装による冷房節約のために、ネクタイや上着をなるべく着用せず、軽装の服装を着用するように環境省が呼びかけた「クール・ビズ」。
夏場になると、お見合いでもクールビズは許されています。でも私は自分の会員にはクールビズは勧めていません。「暑かったら、ジェケットとネクタイは持参して、ホテルのトイレで身につけましょう」と言っています。
なぜかといえば、スーツ姿は120%増しで男性を素敵に見せるからです。
私の男性会員が、先日BBQ婚活パーティに参加しました。BBQですからカジュアルな格好での参加です。私はこれまでホテルのティーラウンジでお見合いをする彼のスーツ姿を見慣れていたので、私服の彼を見た時に、「あら、彼ってこんなに小太りでオジサン体型だったかしら」と思ってしまったんです。
そのBBQの1週間後にホテルのラウンジでスーツ姿の彼のお見合いに立ち会ったら、いつもの素敵な彼に戻っていました(^ ^)
その時、「スーツって、すごい! 男性を120%かっこよく見せるんだわ」と思ったんです。
では、スーツはどんなものを選んだらよいのでしょうか?
背が高く細い人
いわゆるモデル体型の人は、どんなスタイルでも着こなせると思われがちです。でも背の高い人が縦ストライプのスーツを着ると、ヒョロッとみえて頼りない印象になります(縦ストライプだったとしても、生地とストライブが同系色で目立たなければ大丈夫です)
背の高い男性ならば、無地のグレーや濃いめのネイビーがオススメ。
ダブルよりもシングルのほうが洗練された印象になりますよ。
背が低い人
反対に背が低い人は、縦ストライプ柄がオススメです。ネクタイなどに差し色を持ってきて、お相手の視線を高い位置に集めるようにすれば、背の低さをカバーすることができますね。Vゾーンが高めのスーツも視線が上に集まります。
サイズも体にフィットしたものを選びましょう。ジャケットが大きめだと背の低さが強調されて貧弱に見えますし、丈が長いと足が短く見えてしまいます。パンツの丈もジャストサイズにしましょう。丈が短いと背が低く見えてしまいます。
オススメの色は、グレーやチャコールなどがいいですね。
太っている人
太っている人は、サイズ感を間違えないことです。サイズが大きなスーツですと余計に太って見えますし、小さいスーツですとピチピチな印象になりこれもまた太っていることが強調されます。
デザインはシンプルなものを選んでくささいね。
ストライブ柄はすっきり体型をすっきり見せますし、パンツは、ノータックのものを選ぶとすっきりします。
また太っている方は、シングルよりもダブルのスールのほうが貫禄が出て似合います。
淡い色ではなくダークカラーにしたほうが細く見えますね。
ネクタイは、寒色系や濃いめの色を選ぶいいでしょう。。
痩せている人
痩せている方がこだわらないといけないのは、サイズ感。肩幅にこだわってジャケットのラインがきれいに出るものを選びましょう。肩パットのはいったジャケットを選んでもいいですね。ダブルのスーツだとダブつき感がでますから、シングルがおすすめです。パンツも細すぎると痩せたのが強調されますし、太いとダブつき感がでます。ジャストサイズを選んでください。色は、グレーやチャコールグレーのやさしい色で。ネクタイも寒色系を選ぶと全体がふんわりとした印象に見えるので、痩せているのが強調されません。
ネクタイ選びのポイントとは?
スーツ姿をより魅力的にまた個性的に見せる小道具がネクタイ。スーツを合わせた時の色とバランスが大切です。
【スーツと同じような色】
スーツと同じような色ならば、まずは失敗がありませんから初心者にとっては無難です。注意すべきところは、同系色の場合、ジャケットやシャツとネクタイの濃淡をつけることです。
【スーツと反対色】
インパクトがあるので、より個性的な着こなしができますよ。お相手の印象にも残りやすいですね。ただネクタイ選びのセンスが問われますから、おしゃれ上級者や個性をより出したいという方に向いているコーディネイトです。
ネクタイの柄についてはどうでしょうか?
奇抜な柄は好き嫌いがはっきりと出ます。
お見合いの席では動物柄やキャラクター柄など個性的すぎるものは、避けたほうが無難ですね。
ドッドやストライプなどのオーソドックスな柄がオススメ。
【ピンドット】
極小のドット柄のことです。ネクタイのとしては最もポピュラーな柄ですね。どんなスーツにも合わせやすく、お相手にも落ち着いた印象を与えます。ネクタイ選びに迷った時には、ピンドットを選ぶとまずは間違いはありません。
【無地】
どんなワイシャツにもあう万能柄ですが、シャツも無地、ネクタイも無地、ジャケットも無地ですと、味気ない印象になります。また、黒は喪をイメージさせますしグレーは沈んだ印象になるので、お見合いや婚活パーティなどの席には向きません。
【チェック】
カジュアルな印象になります。友達との飲み会、同窓会、合コン、街コンなどの楽しさが前面に出されているシーンにはぴったりですが、お見合いの場合はもっとフォーマル感があったほうがいいですね。
【斜めストライプ】
オーソドックスな模様で、ビジネスシーンからお見合いシーンまで幅広く使えるとです。色違いで何本か揃えておくと便利ですよ
まとめ
スーツ、シャツ、ネクタイをコーディネイトする時には、柄物に柄物を合わせるとゴチャゴチャした印象になりますし、柄によってはケンカをしてしまうので注意をしましょう。また、華やかにしたい時には、スーツやネクタイを明るい色にするといいですね。
色は、3色以上にはならないように注意すると、全体がすっきりとした印象になりますよ。
スーツやシャツやネクタイがヨレヨレだったり、パンツの線が消えているくらい履き古しているものは、どんなにデザインがおしゃれでもアウトです。クリーニングにこまめにだしたり、ハンガーにかけてブラシをかけたりとお手入れを忘れずに。
ヨレヨレのブランドスーツよりも、お値段は手頃でもパリッとした新品感のあるスーツのほうが好感度は上がります。
また、髪型、爪のお手入れ、スキンケアなども合わせて、清潔感や清涼感を忘れないでくださいね。