男と女、婚活で結婚しやすいのはどっち?
仲人として、たくさんの独身者のお世話をしてきました。そんな中で、男性と女性とでは、婚活の仕方に違いがあるのだなと感じるようになりました。
男と女、婚活で結婚しやすいのはどちらでしょうか。
仲人の経験則から言えば、これは男性でしょう。ただし、男性婚活者には2タイプいて、交際になってから積極的に動くタイプと、交際になったのに放ったらかしで動かないタイプとがいます。
成婚できるのは、当然のことながら前者の動くタイプですね。毎日LINEをする。最低でも週1回はデートをする時間を作り出す。そういう行動派は、確実に結婚をしていきます。
では、なぜ男性と女性を比べた時に、男性の方が結婚をしやすいのか?
それは、男性脳、女性脳の違いだと思うのです。
男性は、結果を欲しがる。つまり、結婚できるかどうかにこだわります。
対して、女性は過程を大事にする。相手を好きになれるか、どのくらい大切に思えるか。また相手が自分を好きなってくれるか。大切にしてくれているのか。常に気持ちの寄り添いを大事にするのです。
もっと具体的に説明しましょう。
婚活をスタートさせたばかりの男性は、サイトに登録している美人でお人形さんのような女性にばかりお申し込みをかけます。当然、申込は受諾されません。そうした結果を得られない状況が続いていくと、“受諾される“という結果が欲しくなります。だんだんと理想を下げていくのです。申し込みするターゲット層を広げていき、お見合いできる相手とお見合いをしていって、自分を好きになってくれた女性と結婚をしするのです。
ところが、女性は自分が好きになれる相手、気持ちが寄り添える相手というところから、考え方がいっこうに離れません。自分が求めている相手というのは、当然競争率も激しいですし、そこに申し込みをかけても受諾されないことが多い。やっとお見合いまで辿り着けたとしても、交際にらない。なったとしても、1、2度会うと交際が終了してしまう。いつまでたっても高い理想のまま婚活を続けていきます。そして、うまく行かないことが続いていくと、それが婚活疲れにつながっていきます。
ただ結婚相手というのは、10人、100人うまくいく相手を探すのでなく、たった1人を見つければいいのです。
男性、女性、また人によってそれぞれに婚活の仕方は違えど、やり続けた人が結婚できる。これが普遍の法則です。